Lesson 12|本制作に入る|画像を調整・保存して44枚を作る
ここでは、Midjourneyで作った画像を、本制作向けに整えていくために使う機能を確認します。
使う機能は主に次の 8つ です。
- Upscale Subtle
- Upscale Creative
- Vary Subtle
- Vary Strong
- Editor(部分修正 / Erase / Inpainting)
- Zoom Out
- Pan
- 保存(ダウンロード)
これらの機能を使い分けることで、気に入った画像を採用しやすくなり、44枚のカード制作をよりスムーズに進めることができます。
1. Upscale Subtle
どんな機能?
気に入った画像を、元の雰囲気をできるだけ保ったまま大きく仕上げる機能です。
どんな時に使う?
- この画像をそのまま採用したい
- 雰囲気を変えたくない
- できるだけ自然に拡大したい
- カード印刷用に、より見やすい状態にしたい
使い方
- 気に入った画像を開く
- Upscale (Subtle) を押す
- 拡大された画像を確認する
確認するポイント
- 顔が崩れていないか
- 手や指が不自然でないか
- 細部が変に変化していないか
- 元の世界観が保たれているか
おすすめ
まずは基本的に、Upscale Subtle から試すと安心です。
2. Upscale Creative
どんな機能?
画像を大きくしながら、細部を少し創造的に補って仕上げる機能です。
どんな時に使う?
- 元画像は良いけれど、もう少し情報量が欲しい
- 装飾や背景を豊かにしたい
- 少し華やかさを足したい
使い方
- 気に入った画像を開く
- Upscale (Creative) を押す
- 拡大後の画像を確認する
注意点
Creativeは便利ですが、元画像の印象が少し変わることがあります。
確認するポイント
- 元の雰囲気が変わりすぎていないか
- 不要な模様や不自然な装飾が増えていないか
- 主役がぼやけていないか
使い分け
- そのまま綺麗にしたい → Subtle
- 少し華やかにしたい → Creative
3. Vary Subtle
どんな機能?
元画像をベースにして、少しだけ変化をつけた別案を作る機能です。
どんな時に使う?
- 雰囲気は好き
- でも少しだけ違う案も見たい
- 主役の位置や表情を少し変えたい
- 背景の出方を少し調整したい
使い方
- 画像を開く
- Vary (Subtle) を押す
- 似た雰囲気の別案を確認する
向いている場面
- 「ほぼこれでいい」
- 「あと少しだけ違う案が欲しい」
例
- 月はきれいだけど、もう少し中央寄りがいい
- 花の量を少し変えたい
- 光を少し柔らかくしたい
4. Vary Strong
どんな機能?
元画像をもとにしながら、もう少し大きな変化をつけた別案を作る機能です。
どんな時に使う?
- 元画像の方向性は良い
- でも構図をもっと変えたい
- 雰囲気をもう少し変えてみたい
- 別案をしっかり見比べたい
使い方
- 画像を開く
- Vary (Strong) を押す
- 大きめに変化した別案を確認する
注意点
Strongは変化が大きいので、元のイメージから離れることがあります。
向いている場面
- 「良いけど決めきれない」
- 「もっと別の案も見たい」
- 「今のままでは少し弱い」
5. Editorで部分修正する
(Vary Region相当 / Erase / Inpainting)
どんな機能?
画像の一部分だけを選んで修正する機能です。
Discord版の Vary Region に近い使い方を、Web版では Editor の中で行います。
どんな時に使う?
- 顔だけ少しおかしい
- 手だけ直したい
- 背景の一部が気になる
- 不要な文字や形を消したい
- 主役以外の部分だけを変更したい
使い方
- 修正したい画像を開く
- Editor を開く
- 修正したい部分を Erase で消すように選ぶ
- 必要ならプロンプトを少し書き足す
- 再生成して修正する
どんなふうに使う?
例えば、
- 手の形が気になる → 手の部分だけ選ぶ
- 背景の変な模様を消したい → その部分だけ選ぶ
- 顔を少し整えたい → 顔の一部だけ選ぶ
ポイント
一度に大きく消しすぎると、画像全体の印象が変わりやすいです。
まずは小さめの範囲で修正するのがおすすめです。
プロンプトを足す例
- soft moonlight
- clear face
- clean background
- golden flowers
- ancient stone texture
など、直したい要素を少し補足すると調整しやすくなります。
6. Zoom Out
どんな機能?
画像の外側に余白や背景を追加して、もう少し引いた構図にする機能です。
どんな時に使う?
- 主役が大きすぎる
- タイトルを入れる余白が足りない
- カードに配置した時に窮屈
- 周りの背景も広げたい
使い方
- 画像を開く
- Zoom Out 1.5x または Zoom Out 2x を選ぶ
- 画像の周囲が広がった構図を確認する
使い分け
- 少しだけ引きたい → 1.5x
- もっと広く見せたい → 2x
向いている場面
- カードタイトルのスペースが欲しい
- フレームに入れた時の余白を増やしたい
- 主役をもう少し小さく見せたい
7. Pan
どんな機能?
画像を上下左右どちらかの方向に広げる機能です。
どんな時に使う?
- 右側に余白が欲しい
- 上方向に空間を増やしたい
- タイトルを下に入れたいので下方向を広げたい
- 構図を少しずらしたい
使い方
- 画像を開く
- 矢印ボタン(← → ↑ ↓)を押す
- 押した方向に画像が広がる
例
- 下にタイトル帯を入れたい → 下方向にPan
- 上に空や月を増やしたい → 上方向にPan
- 左右の余白を整えたい → 左右にPan
ポイント
Zoom Outは全体を引く機能、Panは特定の方向だけ広げる機能です。
8. 保存(ダウンロード)
どんな時にする?
採用したい画像、または候補として残したい画像ができたら、早めに保存しておきます。
使い方
- 画像を開く
- ダウンロードボタン、または右クリックなどで保存する
- 分かりやすい名前を付けて管理する
保存名の例
01_蛇_変容02_ジャガー_成長03_織物_記録
フォルダ管理の例
- 採用画像
- 候補画像
- 修正前
- 修正後
- Canva用
ポイント
44枚作ると混乱しやすいので、
番号+モチーフ+意味 で保存しておくと後でとても楽です。
使い分けのまとめ
そのままきれいに仕上げたい
→ Upscale Subtle
少し華やかにしたい
→ Upscale Creative
少しだけ違う案が欲しい
→ Vary Subtle
もっと違う別案が欲しい
→ Vary Strong
一部分だけ直したい
→ Editor / Erase / Inpainting
全体を引いた構図にしたい
→ Zoom Out
特定の方向だけ広げたい
→ Pan
採用画像を残したい
→ 保存(ダウンロード)
このレッスンのゴール
このレッスンでは、
① 画像を採用するか判断する
② 必要に応じて調整する
③ 画像を保存して整理する
④ Canvaに配置する前の準備を整える
ところまで進めます。
本制作では、1枚ごとに完璧を目指しすぎず、
- まず作る
- 気に入ったものを選ぶ
- 少し調整する
- 保存する
- Canvaで確認する
という流れで進めると、44枚を無理なく制作しやすくなります。